■伊東を輝かせる周囲の「信頼」
現在進行中のワールドカップ・アジア最終予選で日本代表の「救世主」的な存在になっている伊東純也は、2019年2月に柏レイソルからベルギーのヘンクに移籍、以来4シーズン、年を追うごとにクラブで信頼感を増し、攻撃の中心となってきた。右のウイングとしてプレーする伊東。そのスピードを遺憾なく発揮できるのは、チームメートから深く信頼されているからにほかならない。
すでにいくつかのビッグリーグのクラブが伊東を狙っていると言われているが、移籍するなら、何よりも伊東が力を発揮できるクラブを選んでほしい。どんなビッグクラブに移っても、出場機会を与えられなければ、現在の切れ味鋭いプレーはすぐにさび付いてしまうに違いない。