「横浜F・マリノスは路線をうまく継続している」「サガン鳥栖には謝ることになるかもしれない」【2022年Jリーグ、開幕直前の激論】(6)の画像
横浜FMは永戸らを獲得した 撮影:中地拓也
■【画像】ベテランジャーナリスト2人の2022年J1全順位予想!

 2月18日に、Jリーグが開幕する。J1では今年も優勝、あるいは残留など、全18チームがそれぞれの目標に向かって熱い試合を繰り広げる。優勝チームが気になるのはもちろんだが、戦いぶりや個々の選手や監督と、見どころは多い。楽しみな今季のJ1について、ベテランジャーナリストの大住良之と後藤健生が激論を交わした。

■川崎が抜け出さなければ大混戦になる

――いろいろとJ1チームの様子を考えてきましたが、後藤さんはやはり川崎フロンターレの優勝予想は揺らぎませんか。

後藤「去年みたいな勝点にはならないと思うけど、じゃあどこかが追いかけて混戦に持ち込めるかと考えると、川崎とはかなりの差があるんじゃないかな」

――大住さんが予想する名古屋グランパスが優勝するなら、混戦の末、でしょうか。

大住「そうなると思う。川崎が去年ならば3-0で勝っていたような試合を1-1で引き分けるようなことが増えたら、他チームが差を詰めていくよね」

後藤「川崎と名古屋の2チームが抜け出して一騎打ち、ではなくて、川崎の取りこぼしが増えて、大混戦の末に名古屋が優勝、というイメージかな」

大住「そういう感じだね。名古屋はACLもないし」

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