■心強い「教え子」の獲得

 その「ミシャ式」が、さらに深化することになりそうだ。期限付きながら、ペトロヴィッチ監督が浦和レッズで指導した興梠慎三を獲得したのだ。相思相愛の教え子の到来は、札幌らしいサッカーをさらに浸透させることになる。興梠のオフ・ザ・ボールの見事な動きやシュートセンスは、高いポテンシャルを秘める中島大嘉にも成長を促す大きな刺激になるだろう。

 さらに、「進化」も試みる。名古屋グランパスで背番号10を背負ったテクニシャン、ガブリエル・シャビエルを迎えたのだ。その攻撃センスは、日本でのこれまでのプレーで証明済み。その左足で、多くのチャンスを生み出すことだろう。

 また、練習生としての参加を経て、西大伍が「帰ってきた」。下部組織で育った元日本代表が、13年ぶりに札幌のユニフォームに袖を通す。本来のポジションは右サイドだが、天才的な技術を持つ選手なだけに、ボランチでもプレー可能。独特の個性が加わり、新たなポジション争いを誘発する。

PHOTO GALLERY ■【画像】ガブリエル・シャビエルのパスで興梠慎三が抜け出す 北海道コンサドーレ札幌の2022年シーズン理想布陣
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