■吉田の後継者

 日本の主将である吉田はもう33歳。年齢的に考えても、次が最後のワールドカップとなるだろう。そうなると、吉田の後継者を見つけないといけない。将来的なことを考えると、適任なのは板倉だろう。日本がワールカップ出場権を獲得した場合、吉田と冨安のバックアップとして板倉と谷口を連れて行くべきだろう。

 冨安の代わりに追加招集された中谷進之介は、まず試合に出場することが先決。また、グループB第1節のオマーン代表戦では冨安に代わりCBで出場した植田直通は低調だったパフォーマンスを指摘されてしまった。ワールドカップを見据えて今後は、板倉と谷口を吉田と冨安のバックアップとして招集を重ねて、将来的には冨安と板倉の2CBを主軸にするべきだろう。

 ただ、喜ぶのはまだ早い。中国のコンディションも良くはなかった。そして、真価が試されるのは次のグループ首位のサウジアラビア代表との一戦。勝ち点を1に縮めるためにも、絶対に負けられない。サウジ戦では2CBを代えず、板倉と谷口をスタメンに起用するべきだろう。

 運命のサウジ戦は2月1日に行われる。

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