■巡ってきたチャンスでのアピール、そして勝利への気持ち
会見では表情が柔らかかった板倉。しかし、「楽しみではありますけど」と前置きしつつも、試合への並々ならぬ意気込みを伝えた。
「ここでやらなきゃいけないという思いの方が強いし、ここで勝ち点3を取れなかったら終わりだと思って来ています」
そして、吉田・冨安がいないなかで出場可能性が高まっている板倉は、自身のキャリアを振り返りつつ、思わず巡ってきたこのチャンスで結果を残したいとコメント。同時に、自分には勝利へ貢献する義務があるとも語っている。
「今までのキャリアを振り返ってみても、試合に出られない時期や、ケガ人の影響で出ることもありました。ただ、大事な試合で結果を残すことがこの世界で生き残ることにつながると思います」
「こういう風に、急にチャンスが来た場面で日本を勝たせられる選手になりたい、というよりならないといけないなと思います」
会見の中で幾度も「勝ち点3」や「勝ち」という言葉を使った板倉。勝利への執念をピッチ上でも体現し、日本を白星に導くことを期待したい。