日本サッカー協会(JFA)は23日、ワールドカップカタール2022・アジア最終予選グループB第7節中国代表(1月27日)、第8節サウジアラビア代表(2月1日)戦に臨む日本代表のDF冨安健洋がケガを理由に離脱することを発表。代役として名古屋グランパスの中谷進之介を招集した。
この冨安の離脱は代表にとってかなり大きな痛手となりそうだ。
■アーセナルの主力として躍動し、チームを復調に導いたキーマン
昨夏の移籍市場最終日、アーセナルへの加入が発表された冨安。移籍して間もなく、プレミアリーグ第3節のノリッジ・シティ戦で先発出場。62分までプレーし、開幕3連敗を喫していたチームの今季初勝利に貢献した。
すると、以降は絶対的なレギュラーとして定着。本職はCBだがクラブでは右SBとして躍動し。第5~17節まで連続してフル出場した。第12節のリバプール戦で敗れるまで8戦連続無敗に貢献している。
さらに、第13節ニューカッスル戦では右サイドからの正確なワンタッチクロスで加入後初アシストを記録。指揮官のミケル・アルテタ監督だけでなく現地のサポーターからも絶対的な信頼を寄せられていることからも、この23歳の負傷離脱が代表にとって大きな痛手になることが容易に想像できる。