■欧州デビュー戦でMOM獲得
前田、井手口陽介とともにセルティックへ移籍し、ハイバーニアン戦でマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)を獲得した旗手怜央も救世主候補の一人だ。左のインサイドハーフでスタメン出場し、セルティックデビュー。デビュー戦でも堂々としたプレーでチームの勝利に貢献。スコティッシュ・プレミアシップ第21節のベストイレブンにも選出された。
フィジカル、ドリブル能力を兼ね備えた旗手はポリバレント性、ユーティリティ性がある選手だ。左サイドバック、インサイドハーフ、左ウィングとあらゆるポジションでプレーでき、どのポジションでもレベルの高いプレーを見せる。
東京五輪では5試合に出場し、日本のベスト4入りに貢献。そして、2021シーズンの川崎フロンターレでは大車輪の活躍でJ1連覇にも貢献した。出場はなかったものの、2021年11月にA代表初招集。日本での調子を維持し、欧州でも堂々のデビュー。この勢いのまま、日本の救世主となる活躍をしてほしい。