1月も半ばを過ぎ、各チームが続々と新シーズンへ向けて始動している。だが、選手の出入りも、まだ続いている。
FC東京から、新たにヨーロッパへと羽ばたく選手が現れた。田川亨介のサンタ・クララ(ポルトガル)への期限付き移籍が発表されたのだ。
2019年にサガン鳥栖から加入し、年代別日本代表にも名を連ね続けてきた。東京オリンピックへの出場は逃したが、その悔しさも飛躍の糧となる。
移籍先には守田英正も所属する。ともにプレーすることで、日本代表でもチームメイトになるとの意欲もさらに高まるだろう。1年半の期限付き移籍期間で、まずは未来を勝ち取る戦いに挑む。
北海道コンサドーレ札幌は、ガブリエル・シャビエルの加入を発表した。Jリーグですでに4シーズン半を戦った実績があり、クラブがもうワンランク上へ進むための補強となった。
名古屋グランパスに加わった2017年はJ2でのプレーだったが、半年間で十分に存在感を放った。センスあふれる技巧派は、J1昇格後も輝きを放ち続けた。
与えられた背番号は、川崎フロンターレへと移籍していったチャナティップが背負っていた18番。非常に心強い助っ人が加わった。
ここでは東日本と西日本に分割しつつ、2021年シーズンを戦った20クラブに加え、2022年にJ1へと昇格する計22クラブから正式発表された動向をまとめた。
(画像でポジションと名前の間にある「完」は完全移籍、「期」は期限付き移籍、「復」は期限付き移籍からの復帰、「昇」は下部組織からの昇格を表す。「新」は高卒、あるいは大卒の新人選手。ポジション名の背景がピンクの選手は、今回新たに情報を更新した選手)