蹴球放浪家・後藤健生は、多くの国を歩いてきた。まだ訪れたことのない国もあるが、研究には余念がなく、下調べは進めている。ワールドカップが開かれた2018年のロシアでは、旧ソ連の偉大な文化に触れた。
■東洋風なところもあるジョージア料理
日本のロシア料理店などでもジョージアのワインはよく置いてあります。ロシアは寒すぎるのでワインはあまり造られていませんから、ロシアではジョージアやアルメニアのワインが数多く出回っているのです。
4年前のロシア・ワールドカップの時もジョージアのワインやジョージアの料理には大変にお世話になりました。モスクワには各国料理のレストランがありますが(ロシア風にアレンジされた寿司店も数多くあります)、中でもジョージア料理はそれこそ街の至る所にあるのです。
濃厚なチーズベースのジョージア料理。ちょっと東洋風なところもあり、大変に美味しいものでした。本場で食べたら、どんなに美味しいことか……。コーカサスの山の中で景色も大変良いところでしょうし、独自の文字など文化的にも魅力的。サッカーの試合とは関係なしに、そのうちに行ってみたいものです。