年が明けたばかりだが、移籍のニュースは続いている。チームの始動に向けて、着々とチームづくりが進められているのだ。
1月11日、ビッグなニュースが正式発表として飛び込んできた。3連覇を目指す川崎フロンターレが、北海道コンサドーレ札幌からMFチャナティップを獲得したのだ。
ビッグなのは、その移籍金だ。札幌の三上大勝GMは、一度はオファーを拒否した川崎が、移籍金を上積みして再び獲得を申し出たと話している。長年Jリーグに携わる三上GMが、国内移籍では過去最高ではないかと語る金額は、少なくとも数億円に上るはずだ。
また、J2に降格した横浜FCも、話題となっている。「キング」こと三浦知良が、JFLの鈴鹿ポイントゲッターズへと期限付き移籍したのだ。日本の最年長プロ選手だが、衰えることを知らない成長への意欲とサッカーへの愛情を胸に、新たな挑戦へと飛び込む。
ここでは東日本と西日本に分割しつつ、2021年シーズンを戦った20クラブに加え、2022年にJ1へと昇格する計22クラブから正式発表された動向をまとめた。
(画像でポジションと名前の間にある「完」は完全移籍、「期」は期限付き移籍、「復」は期限付き移籍からの復帰、「昇」は下部組織からの昇格を表す。「新」は高卒、あるいは大卒の新人選手。ポジション名の背景がピンクの選手は、今回新たに情報を更新した選手)