■水戸で2年連続10得点以上の中山が前線の軸に
前線には中山仁斗が加入した。20年、21年と水戸ホーリーホックで2ケタ得点を記録した左利きのストライカーで、仙台でも得点源に成り得る。前線には富樫、赤崎秀平、皆川佑介、フェリペ・カルドーゾらタイプの異なる選手が並ぶが、軸は中山だろう。
【補強充実度】 B 主力の流出が目につくものの、実績を備えた即戦力を補強。新戦力が額面どおりに機能すれば、昇格を争うことは可能では。ジュビロ磐田へレンタルバックした上原力也に代わるボランチが、やや手薄な印象か。
【J1昇格可能性】 B 21年のJ1では38試合で31得点。J1昇格には得失点差でプラス20以上は欲しいだけに、得点力アップをどこまで実現できるかがポイントになる。中山に加えてもうひとり、2ケタ得点を記録するFWの出現が望まれる。