■ベガルタの最終ラインにU-23韓国代表CBが加入
2009年以来13年ぶりにJ2を戦うベガルタ仙台は、昨シーズンの主力を相次いで失った。チームのコアメンバーがいなくなった印象は強いが、即戦力を集めている。
ヤクブ・スウォビィクがFC東京へ移籍したGKには、16年リオ五輪バックアップメンバーの杉本大地(磐田から移籍)を獲得した。また、昨シーズン加入したセルビア人GKストイシッチとの契約を延長している。スウォビィクの流出は痛いものの、その影響をできる限り抑えた。
アピアタウィア・久(京都へ移籍)が抜けたCBには、U―23韓国代表のキム・テヒョン(蔚山現代から移籍)が加わった。187センチの高さを持つ左利きのCBで、ポテンシャル十分のタレントと言っていい。
最終ラインには若狭大志も加わった。18年から21年まで在籍した東京ヴェルディでは、CBと右サイドバックで起用されてきた。右CBには昨シーズンのリーグ出場数最多タイの真瀬拓海がいるだけに、若狭はCBを争うことになりそうだ。