■川崎のすごさは新人の馴染みぶり

後藤「いまの川崎は、どこまで続くか。僕は2022年も川崎が優勝すると思うけど。陣容がどうなるか分からないけど。川崎では次から次へと入ってくる選手がうまくはまっていくのを見ると、すごいなと思うよね」

大住「川崎のすごいところは、大卒などで入ってきた新人が、もう10年もここでやってきたようなプレーをするんだよね。あれは一体何なんだ、という感じ」

後藤「足が速い選手だなと思ってはいた橘田健人なんて、夏には攻撃面ですごさを出し始めたら、突然サイドバックで起用されて、最後はアンカーだもんね。チームとして『こういうサッカーをやるんだ』というのがきちんとあるから、選手も迷いがないよね。それに則ってやっている」

大住「スタイルが確立されているよね。何をしなければいけないのか、選手は全部分かっているし、そのためのトレーニングを毎日集中してやっているわけだから。それは皆、伸びるよね」

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