■課題のポジションも残る

 ただし、課題のポジションがある。ストライカーのポジションだ。

 2021年シーズンのJ1で勝点60以上を獲得したチームの中で、浦和の38試合45ゴールという得点数は、堅守をベースとした44得点の名古屋グランパスに続く低さだった。80点台の川崎フロンターレ横浜F・マリノス、60点台のヴィッセル神戸鹿島アントラーズと比べても、見劣りする感は否めない。

 キャスパー・ユンカーという点取り屋はいるが、他には江坂任らでやり繰りしてきた。この大事なポジションの補強の動向は、浦和の2022年を大きく左右するかもしれない。

(2)へ続く
PHOTO GALLERY ■【画像】最速予想! 2022年の浦和レッズのスタメン
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