■両サイドバックがそろって上位にランクイン

 2位は真瀬拓海で2838分(37試合)。大卒1年目の右サイドバックは見事に先発を確保し、2得点も挙げた。「背番号25」としては、さらに、もっとチャンスがあっただけに2得点はやや寂しい気もするが、来季以降の成長が期待される。

 3位は石原崇兆で2755分(35試合)。左右の両サイドバックがそろってフィールドプレイヤーで上位に入った。4位は地元出身の吉野恭平で2610分(31試合)、5位は磐田からレンタル移籍してきた上原力也で2562分(34試合)、6位はストライカー西村拓真で2155分(32試合)、7位はDFアピアタウィア久で2075分(29試合)、8位は“魔法使い”の松下佳貴で1875分(28試合)、9位は赤崎秀平で1873分(33試合)、10位は“背番号7”関口訓充で1846分(28試合)、11位は期待の新星である加藤千尋で1835分(34試合)だった。

 アピアタウィア久と真瀬は20年も仙台で出場していたが、21年目が大卒1年目となる。加藤も合わせ、上位11人に3人のルーキーが絡んだことは、若手の成長という点ではプラス要素となるはずだ。真瀬は先述したように2得点、加藤は3得点、そしてアピアタウィア久も1得点を挙げた。3人全員がJ1で得点を挙げたことも、自信になるはずだ。なお、加藤の3得点はチーム2位の数字である。

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