■上位11人のうちかぶっているのは3人だけ

 ちなみに、20年シーズンの仙台の出場時間は以下。

 1位=椎橋慧也(2753分)、2位=ヤクブ・スウォビィク(2430分)、3位=平岡康裕(2360分)、4位=長沢駿(1937分)、5位=関口訓充(1880分)、6位=浜崎拓磨(1689分)、7位=柳貴博(1674分)、8位=石原崇兆(1463分)、9位=アレクサンドレ・ゲデス(1460分)、10位=蜂須賀孝治(1399分)、11位=シマオ・マテ(1282分)。12位=吉野恭平(1192分)、13位=西村拓真(1136分)、14位=金正也(1085分)、15位=山田寛人(984分)

 上位11人を見ると、20年と21年で3人しか共通していない。クバ、関口、石原の3人だ。監督が交代したとはいえ、仙台はまったく違ったチームで戦ったという証明だろう。椎橋、長沢、浜崎、柳、ゲデス、マテが移籍したことも含め、チーム作りには困難があったのかもしれない。

 チーム得点王の西村は横浜FMに、クバはFC東京に移籍することが、さらに、関口の退団が発表されている。さらに主力選手の移籍もまだあるとされる。1シーズンでJ1復帰を果たせるか、そして、仙台というチームを立て直せるのか。22年2月に行われる、ユアスタでの新潟戦が新たな冒険のスタートとなる。

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