■時間では表せないイニエスタのインパクト
参考までに、20年シーズンの出場時間数ランキングは以下となる。
1位=山口蛍(2876分)、2位=酒井高徳(2511分)、3位=古橋亨梧(2199分)、4位=西大伍(2115分)、5位=アンドレス・イニエスタ(1995分)、6位=大﨑玲央(1942分)、7位=セルジ・サンペール(1816分)、8位=ダンクレー(1800分)、9位=ドウグラス(1711分)、10位=飯倉大樹(1620分)、11位=郷家友太(1376分)、12位=前川黛也(1350分)、13位=藤本憲明(1260分)、14位=トーマス・フェルマーレン(1198分)、15位=小川慶治朗(1171分)
20年に出場時間数トップだった中盤の核と言える山口が、21年の3位。2762分(32試合)の出場時間だった。4位は正確なパスでリズムとゲームを作るセルジ・サンペールで2510分(32試合)、5位はヤングスター郷家で2453分(32試合)、6位はフェルマーレンで1991分(23試合)、7位は初瀬亮で1904分(33試合)、8位は古橋で1757分(21試合)だった。イニエスタは、12位となる1607分(23試合)。出場時間はそれほどでもないが、ピッチに立ったときの輝きとインパクトはやはりリーグ随一。ベストイレブンに選ばれたのも納得のプレーを披露してみせた。