■日本代表のエース
日本代表のエース・南野拓実は所属するリバプールで調子を取り戻しつつある。リバプールで出場機会を失っていた昨季は、サウサンプトンへ半年間のレンタル。１０試合に出場し２得点を記録した。日本代表では絶対的なエースに成長。Ａ代表では通算３５試合に出場１６得点８アシストを記録している。
驚くべきはその上昇度だ。現在までの成長を考えれば、当然と言えば当然のことだろう。セレッソ大阪在籍時の２０１４年３月時点での南野の市場価値は１２５万ユーロ（約１億６２５０万円）。現在は１２００万ユーロ（約１５億６０００万円）で上昇度は８６００％となった。ザルツブルクに移籍すると、徐々に市場価値が増加。リバプール移籍前の２０１９年１２月時点では現在の市場価値を超える１２５０万ユーロ（約１６億２５００万円）だった。
今季序盤の南野は出場機会に恵まれなかったが、ＥＦＬカップ（リーグ杯）で結果を残すと、２０２１年１０月３０日のプレミアリーグ第１０節ブライトン戦で今季リーグ戦初出場。リーグ杯では出場した全３試合でゴールを決め、ここまで４ゴール１アシスト。１２月２２日の準々決勝レスター・シティ戦では１ゴール１アシストの活躍でリバプールの敗戦危機を救った。今後の活躍も期待できる南野の市場価値が、今後も増加する可能性は高い。
