天皇杯決勝 浦和レッズー大分トリニータ
2021年 12月19日(日)|14:00 新国立競技場
気温9.6度、湿度34%というコンディション、観客は6万人ぶんのチケットが売れたという天皇杯決勝。感染対策を徹底し、東京都からの上限なしでの開催を許可され、予定通りにキックオフ。
開始前から両サポーターは大いに盛り上がった。
開始直後の前半6分、大分のゴール付近で関根貴大が粘り、ひきつけたDF陣の一瞬の隙を突いてフリーになった江坂任に出す。この絶好機に江坂はボールを冷静にゴール中央に流し込み、浦和が先制に成功した。
3年ぶりに決勝に挑む浦和と、初の決勝進出となった大分が対決。
浦和は来季のACL出場権を獲得し、今季を最後に退団する宇賀神友弥、槙野智章、阿部勇樹らベテラン選手たちと有終の美を飾りたい。
一方の大分は、準決勝でリーグ覇者の川崎に劇的な勝利。J2降格が決まりながら、決勝へとコマを進めた。こちらも今季での退任が決まっている片野坂知宏監督へのはなむけとなるか。