■古橋が急きょ出場
精度を欠いてしまい相手ボールになると、スコットランドのサッカーらしい激しさと荒さが混在する当たりの強さでベティスペースを続かせない。
ところが、セルティックにアクシデントが発生する。
4-2-3-1の1を務めていた背番号10のアルビアン・アイエティがゴールキーパーにプレスをかけてボールをさらうことに成功したもののゴールを決めることができず芝の表面を蹴って悔しがると、なんとそのまま太もも裏を抑えて倒れ込んでしまう。
アイエティはプレー続行不可能となり、28分から急遽古橋が出場することになった。
大歓声と共にピッチに入った古橋だが、もともとのプランでは限られた時間での出場か出場なしだったであろう普段よりもおとなしい動き。
前半で古橋に得点の可能性があったのは39分の一度だけ。セルティックはショートカウンターの状態から古橋がベティスの最終ライン横を抜け出せる態勢になったものの、古橋へのラストパスが1歩分合わず決定機を逸した。