「残すは最終節と天皇杯」浦和リカルド・ロドリゲス監督「前節の悪いイメージを払拭したい」阿部勇樹、槙野智章、宇賀神友弥の起用には「細かく言えないが少し変更点がある」【名古屋グランパスVS浦和レッズ直前、リカルドが語る2021年シーズン】(1)の画像
浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督は最終節の名古屋戦を大一番と見据える 撮影/渡辺浩樹 (SONYα9Ⅱ使用)

 12月3日、浦和レッズリカルド・ロドリゲス監督が定例会見を行い、4日に行われるJ1最終節の名古屋戦への意気込みを語った。

 浦和は前節の清水戦で敗れ、すでにリーグ戦は5位以下の順位が確定している。今シーズンは来季のACL出場権が自動的に与えられる3位以内を目指して戦ったが、一歩及ばなかった。しかし、最終節の翌週には、天皇杯の準決勝を控えている。天皇杯で優勝すればACL出場権を獲得することができるため、名古屋戦で立て直し、最後まで気を引き締めて臨みたいところ。

 リカルド監督は、「前節の清水戦は残念なゲームになってしまった。4位で今シーズンを終わらせるという目標がなくなり、前節は失望した方も多かったと思います。ファン・サポーターの方々に誇りを感じてもらえるように、名古屋戦でしっかりと戦い、前節の悪いイメージを払拭したい。さらにその後、天皇杯を獲りに行きたいと思います」と、改めて目標を見据えた。

 「現時点での我々の目標は天皇杯を優勝すること。そのためのいい準備をしていきたいし、今まではケガ人がいたが、今週は全員でトレーニングすることができた。天皇杯に向けて、できるだけいい状態で臨めるようにしていきたい」と指揮官が話すように、主力選手の負傷が続いていた浦和だが、今週の公開トレーニングでは負傷者も全体練習練習に合流し、全員がすべてのメニューを消化した。天皇杯に向けての調整も順調のようだ。

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