■チームの垣根を越えて記念撮影
その流れのまま、家本氏の家族が登場すると花束が贈呈された。そして、両チームイレブンとスタッフがピッチに集合し、家本氏と家族を囲んで記念撮影。チームの垣根を越えて、家本氏の功績をたたえたのだ。
場内には、両チームサポーターからも家本氏に横断幕が掲げられた。横浜サポーターは「家本さん Jリーグの魅力を高めてくれてありがとうございました!」、川崎サポーターは「いえぽん お疲れさまでした 次の笛をさあ吹こう」とメッセージを送った。
コロナ禍ゆえに制約・制限が多い中で今季のシーズンを終えた両チームだったが、ピッチに向けられた熱い思いは消えていない。その証拠が、選手、スタッフ、サポーターが主審の勇退を祝ったこの出来事なのだ。