■徳島対仙台で気になるデータ
それよりも気になるのは、湘南の試合同様、ドローの数字である。徳島ではなく、広島の引き分け数が引っかかる。
広島の引き分けは、今季Ｊ１で湘南に次ぐ２位タイの１３試合を数えている。しかもアウェイでのドローは、今季Ｊ１で最多なのだ。
湘南と徳島は、ともにドローの可能性が濃厚。ということは…両チームの勝点は並んだまま、縮まらぬ「得失点差１４ゴール差」で湘南が残留、徳島の降格という結果になるとみる。
Ｊ２ではすでに昇格チームが決まっており、そのモチベーションが影響しそう。特に落ち込みが顕著であろうと思われるのはヴァンフォーレ甲府で、伊藤彰監督のジュビロ磐田行きも噂される中で、ホームで勝ち切れずにドローを予想。優勝を決めた磐田、前節に昇格をつかんだ京都サンガＦ．Ｃ．も安どの色は隠しきれず、ドローでＪ２卒業と予想する。
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