「チーム一丸」を重視する編集長Nが「優勝・川崎と同じ4人を選出した」クラブ【サッカー批評が選ぶ「2021年J1ベストイレブン」】の画像
MF稲垣祥らキャラの立った選手たちがそろっていた名古屋 写真:原壮史
■【画像】編集長Nが選ぶ2021年J1ベストイレブン

 2021年のJリーグも、終了が近づいている。Jリーグアウォーズを前にして、サッカー批評では編集部員らがJ1のベストイレブンを選出。今回は編集長Nの私的セレクション。あなたの選ぶ11人+ベンチメンバーは? 

■川崎のアタック陣の2人でMVP争い

 連覇で2021シーズンの王者となった川崎フロンターレから、4人を選出した。最終ラインにはジェジエウを入れた。中盤もこなした谷口彰悟と悩むところだが、ゴール数を鑑みてジェジエウに傾いた格好だ。谷口同様に複数のポジションを務めた印象が強い旗手怜央は左サイドバックとして選出。今季は本格的にサイドバックに挑戦したが、持ち味を失うことなく、自分色のポジションに染め上げた印象が強かった。

 前のポジションには、家長昭博レアンドロ・ダミアン。右サイドで基点となる家長とダミアンのどちらかを選びたかったところで、最終的にはL・ダミアンにMVPを贈る。昨季までは小林悠とのダブルエースストライカーという印象だったが、今季は前線の核としての役割を一身に背負った。その責任感と、得点王を争うという結果で応えている姿勢を評価したい。

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