【イングリッシュ・プレミアリーグ チェルシーvsマンチェスター・ユナイテッド 2021年11月28日(日本時間25:30キックオフ)】
オーレ・グンナー・スールシャール監督が解任となったユナイテッドは、CLに続きこの試合でも暫定的にマイケル・キャリックが指揮を執る形で欧州王者のチェルシーに挑むことになった。
「物事をリフレッシュするためにいくつかの修正と調整をした」と言うキャリック監督は、アントニー・マルシャル、ドニー・ファン・デ・ベーク、そしてクリスティアーノ・ロナウドをベンチに置いた。
試合が始まると、ユナイテッドは高い最終ラインを設定した4-3-3でボールホルダーへの積極的なプレッシングを披露。チェルシーがボールを動かすたびにデュエルを強いてペースを掴ませない。
攻撃では局面ごとのドリブル突破にダイレクトパスを織り混ぜ、素早く縦に進んで完結させよう、という狙いを見せ、攻守両面で新監督として合意したと報道されているラルフ・ランゲニック氏の姿をちらつかせた。
しかし、今までとは違う戦い方に挑戦するユナイテッドは、時間が経つとどうしても付け焼き刃感が出てきてしまった。