【Jリーグ分析】浦和、ホーム最終戦は「劇的弾」で清水に敗戦し「リーグ5位以下」確定!大卒ルーキー大久保智明「ミスを恐れずにやるべきだった」【浦和レッズ勝利への執念と有終の美(1)】の画像
浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督 撮影/渡辺浩樹 (SONYα9Ⅱ使用)

■11月27日/J1第37節 浦和レッズ清水エスパルス(埼スタ)

 27日に行われたJ1第37節は、浦和レッズのホーム最終戦で、清水エスパルスと対戦した。試合は試合終了間際まで均衡を保ったが、後半アディッショナルタイムに清水が劇的なゴールを挙げ、浦和は0-1で敗れた。

 来季のACL出場権獲得を目指す浦和だが、これで今シーズンは5位以下の順位が確定。リーグ戦終了後に行われる天皇杯に命運を託すことになった。

 前半から浦和がボールを保持するも、清水の堅守に阻まれ、攻撃を跳ね返されてしまう。前半16分には、前節でJ1初ゴールを記録したMF伊藤敦樹がミドルシュートで狙うが、ここはゴールの左に反れる。守備では、前半45分に清水FW鈴木唯人のシュートをGK西川周作が左手一本で防いだ。

 浦和は状況を打開しようと、後半開始と同時にMF小泉佳穂を投入。ボールを支配して攻勢を保つものの、決定機を作りだすことができない。逆に、相手のCKのチャンスから、強風でボールの軌道が変わり、ゴールポストに直撃してひやりとする場面も見受けられた。

 スコアレスのまま試合終了かと思われたが、試合終了間際に清水・中村慶太の強烈なミドルシュートに屈し、浦和は0-1で敗れた。勝ち点を積み上げられなかった浦和は今シーズンの5位以下の順位が確定した。

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