【プレミア分析】アーセナル、冨安健洋加入後初の敗戦は南野拓実にも決められリバプールに0−4惨敗!ミケル・アルテタ監督「試合を捨てました」【日本人の記憶に残るゲーム】(2)の画像
2人の日本代表・南野拓実と冨安健洋は試合後にユニフォームを交換 写真:PA Images/アフロ

【イングリッシュ・プレミアリーグ リバプールvsアーセナル 2021年11月20日(日本時間26:30キックオフ)】

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 わかりやすいのは35分の出来事だ。

 パスを受けるツィミカスに対し、冨安健洋がプレスに出たところで股下を抜かれマネに繋がれそうになったが、ホワイトがそのボールをカット。冨安は、そのままプレスをかけようとするツィミカスに対応しようとしたが、ホワイトはプレスを受けてコントロールを失うことになった。

 冨安、ホワイト、マネ、ツィミカスの4人が重なったこの状況からマネがボールを持つことになり、ボールを奪われたホワイトの対応が遅れてしまうためここでは冨安がそこに対応しようとした。すると、1人浮いた状況になったツィミカスが冨安の裏を使うことに成功し、マネからのパスをペナルティエリアの深い位置で受けて中央のサラーへパス。決定的な場面となったが、ここはゴールキーパーのアーロン・ラムズデールがビッグセーブを見せた。

 実はここでは、ホワイトがボールを狩られた時点で、混戦を外で見ていたサカがマネの対応を引き受けていた。一瞬マネと向き合った冨安はそれに気づいてツィミカスの動きに対応しようとしたものの、その一瞬が決定的な場面に繋がった。

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