■アーセナルの飛躍に期待

 冨安だけでなく、アーセナル全体がトランジションとインテンシティの両面でリバプールに差を見せつけられるようになって押し込まれながらなんとか0-0で進んでいたが、39分にはフリーキックから先制を許してしまい、52分にはタヴァレスが痛恨のパスミスでジョタに追加点を奪われてしまった。これで試合は決した。

 ここまで悪くないシーズンを送っていたアーセナルにとって、本当のトップグループとの地力の違いを感じさせられる試合となってしまった。

 好調を支えてきた冨安やラムズデールにとって、アーセナルで初めての敗戦がこういう負け方になったことはショッキングだろう。しかし、こういう負けが更なる飛躍のきっかけにもなる。

 ミケル・アルテタ監督もそういう認識だ。試合後の会見では「私たちは、45分間彼らと競争できることを示しました。そして15分から20分ほど崩壊し、試合を捨てました。今日の試合から学べるのはそういうことです」とコメントを残した。

 90分渡り合える強さを持っているわけではない、ということを痛感させられたこの試合をどう消化するだろうか。本当のトップとの差を思い知らされた若いチームの更なる成長と躍進に期待したい。

 

■試合結果

リバプール 4―0 アーセナル

■得点

39分 サディオ・マネ(リバプール)

52分 ディオゴ・ジョタ(リバプール)

73分 モハメド・サラー(リバプール)

77分 南野拓実(リバプール)

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