■もはや日本のエース

 伊東がボールを持てば、スペースに走れば止められない。あのスピードはアジアではなかなか見られない。初見であれば、スカウティングをしていても簡単には止められないだろう。ディフェンス時のプレススピードも抜群で、相手DFにとっては非常に危険な存在となる。

 伊東はアジア最終予選でここまで1ゴール1アシスト。所属するヘンクでは今季ここまで公式戦21試合2ゴール9アシスト。昨季は二桁得点二桁アシストも記録している。順調にクラブで結果を残し続け、堂安律久保建英など若くて実力のある若手が右サイドでプレーできる中、A代表では主力に定着。その実力と現在の活躍から、主力選手ではなくもはや「日本のエース」と呼んでもいいだろう。今後のさらなる飛躍が楽しみだ。

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