■2点目は幻に

 先制ゴールを決めた伊東がまたもゴールネットを揺らす。前半40分、カウンターから前線の伊東にパスが渡ると、ボールを持って一気に加速する。ペナルティエリア内左までボールを運ぶと、少し内側にカットインし、最後は右足の強烈なシュート。これがゴール左に突き刺さった。

 しかしVARの介入により田中碧がボールに関与したとみなされ、オフサイドの判定。伊東のスーパーゴールは幻となってしまった。このスーパーゴールが決まっていたら、ベトナムはより前がかりとなったかもしれない。そうなると、もう2、3点畳み掛けることができたかと思うと非常に残念な判定だった。

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