■疑問の選手起用
事前のスカウティングでベトナムが5バックを敷いてくることは分かっていたはず。ベトナムが日本相手に引いて守ってくることは予想ができた。さらに、ベトナムはサイドに速い選手を置いてスピードのある伊東のケアをしていた。実際に日本が1点を奪ってからはベトナムがサイドを警戒し、特に日本の右サイドの縦への突破を防ぐ場面があった。
そうなると、狭いスペースでも打開できる鎌田大地をトップ下に置き4-2-3-1を採用しても良かったのではないか。または南野拓実をトップ下もしくはトップで起用し、ドリブルで打開できる選手をサイドに置く、という選択肢もあったと思われる。