FIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選グループB第5節、ベトナム代表戦に臨む日本代表FW南野拓実がオンライン会見に出席。4-3-3における得点チャンスの作り方についての考えを語った。
■アクシデントにも「言い訳にはならないです」
ここまでアジア最終予選を4試合戦って2勝2敗で現在グループ4位のサッカー日本代表は、11日のベトナム代表戦に向けての移動時、南野を含めた欧州組11人を乗せたチャーター機が経由地のロシアで給油の際に足止めを食らうことになり、試合前日10日の練習だけで、翌日の試合に挑むことになった。
このアクシデントについて、南野は動じることなく、
「結局、その前のフライトも含めて機内には30時間以上いました。元々の練習時間も短かったので、コンディション面で難しい部分もあるかもしれないですけど、その中で自分ができることをやるだけなので。言い訳にはならないです」
と、試合に向けて意気込みを語った。
また、日本代表は前節のオーストラリア戦で4-2-3-1とは異なる4-3-3を採用。内容的にも良く、3連勝中だったライバル・オーストラリアを破ることに成功した。
南野はこの新システムに対しては、
「ビルドアップや周りとの距離感の面では、その前の試合よりもプレーしやすかったです。勝てたことで自信にもつながりました」
と手応えを感じている様子だった。