■勝たなければいけない2つの理由
鹿島はACLをかけた勝ち点59同士の対決を制して、順位を4位に上げた。とはいえ、残り3戦で神戸との勝ち点差はまだ「5」もある。ここから逆転するのは決して容易ではない。
次節は11月20日に開催される、ホームでの大分トリニータ戦だ。大分はこの節の結果によってJ2降格の可能性も秘めているだけに、難しい相手となる。さらに言えば、昨季のホーム大分戦では、鹿島は0-2で完封負けしたカードだ。神戸を追い抜くためにも、昨季のリベンジを果たすためにも、負けられない試合となる。
来季の相馬アントラーズがアジアを舞台に戦うことができるのか、クラブ30周年を笑顔で終えるためのラストマッチ3試合は絶対に勝利を掴み取る。