■11月03日/J1第34節 川崎フロンターレ 1-1 浦和レッズ(等々力)
川崎フロンターレが2連覇を達成した11月3日の等々力競技場は、まさにお祭りムードに包まれた。試合こそ1-1で引き分けてしまったものの、浦和戦の終了後すぐに横浜F・マリノスがガンバ大阪に敗れたために川崎の今季のリーグ優勝が決定。ピッチに残って他会場の結果を待っていた選手が喜びを爆発させた。その後、川崎イレブンが競技場内を一周。サポーターとともに連覇の喜びを共有したのだ。
この日、等々力競技場に訪れたサポーター・観客は1万1603人。浦和サポーターもいたためすべてではないが、およそ1万人が笑顔を胸にして家に帰ったことになる。
等々力競技場へのアクセスの起点となるのが、東急電鉄の武蔵小杉駅。川崎は地元密着を大きなテーマにしているため、武蔵小杉の街との結びつきが強い。そのため、武蔵小杉駅とさらに東急電鉄・新丸子駅で“イキな祝福”が行われた。駅構内の電車の発車時刻を伝える電光掲示板に、次のようなメッセージを流したのだ。
〈川崎フロンターレに関わる皆さま J1リーグ2連覇おめでとうございます! 今シーズンもたくさんの笑顔と感動をありがとう☆〉
東急電鉄と川崎の深い結びつきがあったからこその計らいだった。