J1リーグ第34節 川崎フロンターレ―浦和レッズ
11月3日(水)|13:05 等々力陸上競技場
【今節のみどころ】
リーグ戦もいよいよ佳境に入った。今節は、首位の川崎フロンターレと3位フィニッシュを狙う浦和レッズが激突する。
川崎は、リーグ戦7連勝中。依然として2位の横浜F・マリノスの追随を許さない。今節の浦和戦で勝ち、横浜F・マリノスが引き分け以下の場合、または、川崎が引き分けても横浜F・マリノスが配線すれば優勝が決まる。リーグ連覇に向けて、目の前の相手をしっかりと叩きたいところ。
一方、来季のACL出場権が獲得を目指す浦和は、直近の公式は2連勝と調子を取り戻している。現在の順位は5位だが、3位のヴィッセル神戸との勝ち点差はわずか3。王者を相手に金星を掴めるか。
■川崎フロンターレ
1位 勝ち点84 26勝6分1敗 70得点21失点 得失点差49
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】大島、車屋
【直近5試合結果】
天○3-1 鹿島(H)
L○1-0 清水(H)
L○1-0 FC東京(H)
L○3-1 神戸(H)
L○2-1 湘南(H)
【通算対戦成績】
H 21試合・ 8勝 6分 7敗
A 21試合・ 9勝 4分 8敗
計 42試合・17勝10分15敗
【直近対戦成績】
2021年 9月 5日 ル杯QF第2節 △3-3(H)
2021年 9月 1日 ル杯QF第1節 △1-1(A)
2021年 3月21日 J1第 6節 ○5-0(A)
2020年12月16日 J1第33節 ○3-1(H)
2020年 9月20日 J1第17節 ○3-0(A)
【今節のみどころ】
前節の清水戦では、前半から主導権を握り、後半開始直後にFWレアンドロ・ダミアンのゴールで先制し、1-0でリーグ戦7連勝を飾った。続く天皇杯の準々決勝でも、鹿島アントラーズを相手に3-1と圧勝。今シーズンも安定して圧倒的な強さを誇った王者は、リーグ連覇を見据える。
優勝がかかる今節は、浦和をホームに迎える。9月にルヴァンカップの準々決勝で対戦した相手だが、第2戦では試合終了間際に同点に追いつかれ、アウェーゴールの差で敗退した。ホームでの借りは、今節の試合でしっかりと返したいところ。
今シーズンの川崎は、高い攻撃力で得点を奪える一方で、試合の展開によっては1点を守り切ることもできる。前回の対戦時には浦和のしぶとさに手を焼いたため、試合終了まで集中を切らさないことがリーグ連覇への鍵を握るだろう。様々な状況を想定したうえで、冷静に対応したい。