サッカーあるところ、蹴球放浪家・後藤健生あり。2018年のロシア・ワールドカップは、日本が初めて突破したフランス大会アジア予選を思い起こさせた。2つのワールドカップをつないだのは、「黒い卵」だった。
■ロシアとイランにまたがるカスピ海
キャビアの親であるチョウザメは、チョウザメ目チョウザメ科に分類される古代魚で、サメに形が似ているので「サメ」という名前が付いていますが、サメとはまったく違う魚です。かつては日本にも分布していたそうですが、今では準絶滅危惧種。カスピ海やロシアの河川で多く獲れるんだそうです。その卵をバラバラにしたもの(つまり、卵巣膜を取り除いたもの)がキャビアです。
チョウザメの分布の通り、ロシアが産地として有名です。だからこそ、マーケットなんかで気軽に(?)売っているのでしょう。
そして、カスピ海南岸のイランもキャビアの産地として有名なのです。そして、イランで買うと、安い!