【プレミアリーグ分析】リバプールの英雄モハメド・サラーと「アンサング・ヒーロー」フィルミーノ【マンチェスター・ユナイテッドに敵地で歴史的大勝した理由】の画像
大勝に大きく貢献したフィルミーノ(左) 写真:ロイター/アフロ

プレミアリーグ第9節 マンチェスター・ユナイテッドvsリバプール 2021年10月24日(日本時間24:30キックオフ)】

 モハメド・サラーは、英雄である。攻め来るチームを威圧してきたオールド・トラフォードでハットトリックを達成。その名はイングランドのみならず、世界にとどろく。

 真骨頂は、50分に奪った自身3点目のゴールだろう。ハーフウェイライン付近でのボールの奪い合いを見ていたレッズの背番号11は、相手MFポール・ポグバに対して仲間が2人で挟み込みに入ると体を相手ゴールへと向ける。ギアをコントロールしながら徐々にスピードを上げてジョーダン・ヘンダーソンの右足アウトにかけた見事なパスを呼びこみ、スピードに乗ってボックス手前でランデブー。自身のスピードに振り回されることなく、冷静にゴールネットを揺らした

 右ウィングのポジションでスタートしながら、常にゴール前へと進出する機会をうかがう。先制点もピッチ中央でサラーがボールを受け、前方へとパスを出したプレーからナビ・ケイタが決めたものだった。38分の自身1点目、前半アディショナルタイムの追加点と、サラーは決めるべきポジションにいた。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4