J1リーグ第33節 名古屋グランパスーヴィッセル神戸
10月24日(日)|15:00 豊田スタジアム
豊富な戦力を抱えた強豪同士の対戦だ。さらには来季ACL出場権をめぐる3位を争う直接対決でもある。熱い試合になるのは必至だ。
名古屋にとっては再起を図る一戦にもなる。先週はACL準々決勝で浦項に敗れ、アジア制覇の夢は持ち越しとなった。再びアジアの舞台に挑戦するためにも、今節勝利して現在3位の神戸に勝ち点で並んでおきたいところ。
一方の神戸は、川崎フロンターレには敗れたものの、続く浦和レッズ戦で5ゴールを挙げ、さらには好調のアビスパ福岡も叩いて連勝中だ。金曜のナイトゲームで浦和が4位に浮上しており、追ってくるチームとの差を広げておかねばならない。
今季は天皇杯のラウンド16でもぶつかり、J1第4節の対戦と同様に1-0で名古屋が勝利。これで公式戦4試合連続で1点差の勝負となっている。まさに実力伯仲の激熱ゲームとなりそうだ。
■名古屋グランパス
5位 勝ち点57 17勝6分9敗 35得点24失点 得失点差11
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
A●0-3 浦項(A)
ル●1-2 FC東京(A)
ル○3-1 FC東京(H)
L●0-1 広島(A)
L○1-0 大分(H)
【通算対戦成績】
H 27試合・15勝 4分 8敗
A 27試合・13勝 3分11敗
計 54試合・28勝 7分19敗
【直近対戦成績】
2021年 8月18日 天杯R16 ○1-0(H)
2021年 3月13日 J1第 4節 ○1-0(A)
2020年 9月30日 J1第29節 ●0-1(A)
2020年 9月19日 J1第17節 ○2-1(H)
2019年11月 9日 J1第31節 ○3-0(H)
【今節のみどころ】
ACL敗退のショックから抜け出せているかが、一番のポイントとなる。帰国後の隔離生活も余儀なくされており、心身のコンディションを整えることが重要だ。
こうした苦しい状況では、チーム全体の力が問われる。先発のみならず、交代選手の役割も重要になってくる。中盤左サイドでは相馬勇紀と森下龍矢がポジション争いをするようになり、FWも柿谷曜一朗やシュヴィルツォク、さらに前田直輝も起用されるなど、選択肢は豊富。競争力のベクトルを一つの方向に向け、力に変えたい。