15日、浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督が定例会見を行い、16日に行われるJ1第32節のガンバ大阪戦への意気込みを話した。
10日に開催されたルヴァンカップ準決勝の第2戦で、浦和はセレッソ大阪と対戦したが、0-1で敗れる結果に。ホーム・アウェーでの2戦の合計を上回れず、ベスト4で敗退した。リーグ戦では来季のACL出場権の獲得、ルヴァンカップ、天皇杯と、すべての可能性を残していた浦和だったが、チームの目標であったタイトルの獲得を1つ逃した。
リカルド監督は、ルヴァンカップの敗退を受けて選手たちに声かけをしたということで、「選手たちには、タイトルを逃してしまったということと、これからはクラブとチームの目標であるACL出場権を獲得することに集中しようと話しました。(ルヴァンカップは)決勝が埼玉スタジアムで開催されるということもあり、ルヴァンカップのタイトルも欲しかったが、C大阪に上回られてしまった試合だった」と話した。
さらに、「相手は決勝戦のようにプレーし、我々にはそれができなかったという教訓がある。選手たちが最大限の力を出さなかったということではないが、プラスアルファが出なかった試合だった。負ければ敗退するという状況で、どのようなプレーをしなければいけないのかということをこういった経験から学ばなければいけません。若い選手たちが経験を積んでいるので、ストレスがかかる中で限界に近いような力を出してプレーすることは、今シーズンの残りの試合だけではなく、彼らの将来にとっていい教訓になったと思います」と、ルヴァンカップの敗退をシーズン終盤に向けての糧にする姿勢を見せた。