サッカー日本代表「選手査定」2021年10月「サウジアラビア代表&オーストラリア代表」戦(2)A代表「初スタメン&初ゴール」田中碧の評価は?【図表】の画像
田中碧 撮影/渡辺浩樹(SONYα9Ⅱ使用)
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 10月8日と同12日にFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選グループB第3節と第4節が行われた。日本代表は第3節のサウジアラビア代表戦で0−1の敗戦、第4節のオーストラリア代表戦は2−1の勝利を収め1勝1敗で10月シリーズを終えた。今回の2試合で評価を上げた選手、そうでなかった選手がいる。この2試合に出場した選手を5段階で評価した。※(1)はGK〜DF、(2)はMF〜FW・監督

※(1)はこちら

■評価を落としたのはやはり…

 サウジアラビア戦はボランチ、オーストラリア戦はアンカーでプレーした遠藤航の評価はA。オーストラリア戦では前線からのプレスで相手陣内でボールを奪い、チャンスを作ったシーンなどもあった。やはりこの男なしでは日本代表は考えられない。

遠藤航 2021年10月7日 提供/JFA

 オーストラリア戦での唯一の失点は、守田英正のファールで取られたFKだった。しかし、あの場面は守田を責めることはできない。むしろ危険を察知し、よく対応したと言うべきだろう。ファウルは反則ではあるが、危険承知でスライディングに行った守田も評価したい。

 この2試合で評価を落としたのは、残念ながら柴崎岳だ。最低のC-となった。サウジアラビア戦では失点に直接つながるパスミス。それだけではなく、9月の代表シリーズからの不調は続いていた。もう柴崎ではなく、A代表初スタメンでゴールを決めた田中碧との世代交代の時期なのかもしれない。

柴崎岳 2021年10月6日 サッカー日本代表練習風景 サウジアラビア ジッダ 提供/JFA
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