■東京五輪で活躍した若武者がA代表初ゴール

 4−3−3を採用してきた森保監督はアンカーに遠藤航、左のインサイドハーフに守田英正、右のインサイドハーフに田中碧を置いた。東京五輪で活躍した田中は、2019年以来のA代表召集。A代表では初スタメンとなった。ワールドカップ予選に関して言えば初出場。そして、そのスタメン起用に応えるかのように田中がいきなり先制ゴールを奪う。

 8分、左サイドで守田からのパスを受けた南野拓実がドリブルで相手陣内へ侵入。ペナルティエリア左で右足のクロスを供給。ボールはジャクソン・アーヴァインの足に当たるも、アジズ・ベヒッチが憶測を誤りそのままファーサイドの田中のもとへ。田中はワントラップから右足のシュート。これがゴール左に決まり、日本が先制ゴールを奪った。

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