【Jカップ分析】浦和5年ぶりのルヴァン杯決勝進出ならず!進む「浦和対策」…リカルド監督「インテンシティで強く行く、戦うところを高めていく」【セレッソ大阪vs浦和レッズ】勝つための「模索」(2)の画像
浦和の攻撃を牽引するMF小泉佳穂は相手の標的に 撮影/中地拓也

■10月10日/Jリーグカップ準決勝・第2戦 セレッソ大阪浦和レッズ(ヨドコウ)

 6日にJリーグカップ準決勝の第2戦が行われ、セレッソ大阪と浦和レッズの試合は、C大阪のホーム・ヨドコウ桜スタジアムで開催された。第1戦を1-1の同点で折り返し、アウェーゴールを決めたC大阪がアドバンテージを保っていたが、ホームでも得点を決めて、準決勝を突破した。一方の浦和は、5年ぶりの決勝進出を目指したが、ベスト4で敗退した。

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 リーグ中断明けの8月から9月にかけて、浦和はまさに無敵だった。準々決勝の川崎戦では、第2戦の試合終了間際にDF槙野智章のゴールで追いつき、土壇場で川崎を退けると、勢いをそのままにリーグ戦でも勝ち点を積み上げていった。

 気づけば公式戦10戦無敗と結果を出し続けていたが、2日に行われたリーグ戦第31節の神戸戦ではまさかの5失点となり、およそ2カ月ぶりに黒星を喫した。その直後に行われた今回の準決勝でも、2戦ともに勝ち切ることができなかった。さらに、浦和は8月29日に行われた湘南戦でのスコアレスドローを最後に、およそ1カ月ほどすべての試合で得点を決めていたが、今回は無得点に終わってしまった。

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