■結果が出ない時期は「ディテールを振り返った」というユンカー
ユンカーが先発したのは、8月29日に行われたリーグ戦第27節の湘南戦以来。チーム合流後からすぐにスタメンに起用され、試合に出れば必ずゴールを決めるというユンカーだったが、直近の試合では、今夏に浦和に移籍してきたMF江坂任がワントップを務め、ユンカーは途中出場が続いていた。
およそ1か月ぶりの得点については、「結果がなかなか出ない時期でも、やるべきことは分かっていたので、特別何かをしたわけではないが、自分のディテールを振り返る時期になったと思う。久しぶりのスタメンで、ゴールを取れたことは良かった」と話した。
先制後も浦和のペースで試合が進み、追加点のチャンスを作るが、決め切ることができなかった。ユンカーも先制後の攻撃については、「1-0になった後も、試合を決しようと攻撃の手を緩めなかったところは良かったが、最後の(精度の)シャープさが足りずに、前半のうちに追加点を決めることができなかった」と、悔しそうに振り返る。試合は1-0で浦和がリードしたまま前半を折り返したが、そのままでは終わらなかった。
■試合結果
浦和レッズ 1―1 セレッソ大阪
■得点
12分 キャスパー・ユンカー(浦和レッズ)
66分 山田寛人(セレッソ大阪)