【Jカップ分析】1か月ぶりの「ユンカー弾」で先制もドロー決着!!キャスパー・ユンカー「技術が必要なゴールだったので自分でも驚き」【浦和レッズVSセレッソ大阪】ルヴァン杯準決勝はドロースタート(1)の画像
1か月ぶりのスタメン起用に応えたキャスパー・ユンカー 撮影/中地拓也

■10月6日/Jリーグカップ準決勝・第1戦 浦和レッズセレッソ大阪(埼スタ)

 6日に行われたJリーグカップ準決勝の第1戦では、浦和レッズとセレッソ大阪が埼玉スタジアムで対戦し、両者譲らずに、1-1の引き分けに終わった。

 浦和は、2日に行われたリーグ戦第31節の神戸戦では1-5の大敗を喫した。それまで公式10戦負けなしと好調だったが、いきなりの大量失点での敗戦に、神戸戦後はリカルド・ロドリゲス監督も選手たちも「何が起きたのか分からない」という様子だった。そこから中3日での準決勝。浦和は神戸戦からスタメンを7人変更し、4-2-3-1の布陣でワントップにはFWキャスパー・ユンカーが入った。

 試合は浦和が順調な立ち上がりを見せた。ボールを保持しながらテンポ良く攻撃を仕掛けていく。すると、前半12分、DF山中亮輔が左サイドからピンポイントでゴール前にクロスを送ると、走りこんできたユンカーが合わせて、浦和が先制に成功した。

 ユンカーは試合後の会見で、「(山中の)クロスが入ってきた時には、とにかく当てることだけを考えていた。技術が必要なゴールだったので、自分でも少し驚いています」と、ゴールシーンを振り返った。

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