■10月6日/Jリーグカップ準決勝・第1戦 浦和レッズ―セレッソ大阪(埼スタ)
6日に行われたJリーグカップ準決勝の第1戦では、浦和レッズとセレッソ大阪が埼玉スタジアムで対戦し、両者譲らずに、1-1の引き分けに終わった。
浦和は、2日に行われたリーグ戦第31節の神戸戦では1-5の大敗を喫した。それまで公式10戦負けなしと好調だったが、いきなりの大量失点での敗戦に、神戸戦後はリカルド・ロドリゲス監督も選手たちも「何が起きたのか分からない」という様子だった。そこから中3日での準決勝。浦和は神戸戦からスタメンを7人変更し、4-2-3-1の布陣でワントップにはFWキャスパー・ユンカーが入った。
試合は浦和が順調な立ち上がりを見せた。ボールを保持しながらテンポ良く攻撃を仕掛けていく。すると、前半12分、DF山中亮輔が左サイドからピンポイントでゴール前にクロスを送ると、走りこんできたユンカーが合わせて、浦和が先制に成功した。
ユンカーは試合後の会見で、「(山中の)クロスが入ってきた時には、とにかく当てることだけを考えていた。技術が必要なゴールだったので、自分でも少し驚いています」と、ゴールシーンを振り返った。