日本代表はFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選グループB第3節でサウジアラビア代表(10月7日)、第4節でオーストラリア代表(10月12日)と対戦する。絶対に負けられない2連戦を乗り切ることができるだろうか。9月の代表戦で実力を発揮できなかった選手、所属クラブでアピールしているものの、代表では主力ではない選手もいる。今回は、10月の代表戦でアピールが必要な選手を紹介する。
■東京五輪以来のコンビ結成なるか?
2019年12月以来のA代表復帰となったのが、東京五輪で活躍した田中碧だ。東京五輪では遠藤の相棒として活躍。同大会後に移籍を決めて、ドイツへ飛び立った。代表のボランチはまさしく激戦区のポジション。今回選出されたメンバーでは遠藤、柴崎岳、守田英正がいる。さらには板倉滉、中山雄太もボランチでプレーすることができる。ひさびさの招集の田中の出番は少ないかもしれない。練習からしっかりとアピールしたいところだ。
今夏加入となったデュッセルドルフでは、ここまでリーグ戦6試合に出場。新加入ながらも、主力に定着し新天地でも堂々とプレーしている。今回の代表戦では出場機会が少なくなるかもしれないが、それでもそのポテンシャルは高く、今後の日本の将来を背負うボランチとなる。やはり、崖っぷちにあるという心境でプレーして、爪痕を残してほしい。