■DF明本考浩「相手のほうが上手だった」
左SBで先発したDF明本考浩は、「(選手同士の)距離間も遠く、一人ひとりの球離れのところでも止めることばかりに意識をしてしまったように思う。相手の寄せが早く、最初の時間はそれに対して(相手の寄せの)圧に負けてしまったという感じです」と、悔しそうな表情で試合を振り返った。
浦和のプレスのかけ方については、「全体的にうまくいっていたが、(ボールの)取りどころというのはもっと明確にして、前半のうちから修正できればよかったと思う。セカンドボールが拾えていないところもあったので、そのあたりも早く修正すべきだった」と話した。
今節は4-4-2のダイヤモンド型という新しいフォーメーションで臨んだ神戸だったが、明本は「常に相手のいろいろなパターンは想定していた」と言う。それでも、「(セルジ)サンペール選手を切りながらセンターバックにプレスにいこうという(チームとしての)コンセプトはあったが、うまくはがされてしまった。相手のほうが上手だったと思う」と、唇を噛んだ。
順調にチームが成長する中での衝撃的な大敗となったが、ここから浦和を待ち受けているのは連戦だ。
■試合結果
ヴィッセル神戸 5―1 浦和レッズ
■得点
8分 大迫勇也(ヴィッセル神戸)
21分 アンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)
34分 アンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)
49分 小泉佳穂(浦和レッズ)
53分 武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)
84分 ボージャン・クルキッチ(ヴィッセル神戸)