■10月2日/WEリーグ第4節 大宮アルディージャVENTUS―三菱重工浦和レッズレディース(NACK5)
国内初の女子サッカープロリーグ、WEリーグが9月に開幕した。2日に行われた第4節では、大宮アルディージャVENTUSと三菱重工浦和レッズレディースが対戦。同じさいたま市をホームグラウンドとする両チームが顔を合わせ、女子サッカー初の“さいたまダービー”が行われた。試合は、浦和レッズレディーが4-1で圧勝し、開幕から3連勝を飾った。
大宮アルディージャVENTUSは、大宮アルディージャの女子チームとして、このWEリーグ開幕にあわせて創設された。リーグへの新規参入に際しては、長年なでしこジャパンでの出場経験を持つDF鮫島彩やDF有吉佐織を獲得するなど、また、チームの創設にあたっては、2011年に行われた女子ワールドカップでなでしこジャパンを優勝へと導き、大宮の前身であるNTT関東OBの佐々木則夫氏が携わり、現在、大宮アルディージャVENTUSの総監督を務めている。
一方、浦和レッズレディースは、去年のなでしこリーグで6年ぶり3回目のリーグ優勝を果たした。現・なでしこジャパンのFW菅澤優衣香やDF南萌華、女子ワールドカップの優勝経験もあるFW安藤梢など、多くのタレントを擁する。今年から戦いの舞台をプロリーグであるWEリーグへと移したが、“ディフェンディングチャンピオン”としてWEリーグ初代女王を目指す。