■川崎はどのタイミングで優勝を決めるのか
今季のJ1優勝争いは川崎と横浜FMの一騎打ちとなったわけだが、現時点で圧倒的に川崎が有利で、“優勝当確”と言っていい状況だ。
横浜は消化試合数が1つ少ないとはいえ、勝ち点差は12。横浜が4連勝して、川崎が4連敗して、勝ち点としてはやっと並ぶことができる。最終節が直接対決とはいえ、日産スタジアムで行われるその試合は消化試合となる可能性が高い。一時、肉薄されたときとは大いに状況が変わっており、苦しい時期を川チーム全体で乗り切ったことの証だ。
では、川崎はどのタイミングで優勝を決めるのか。まずは両チームの予定は以下となる。
【川崎】
10月24日:清水戦(H)、11月3日:浦和戦(H)、11月7日:鳥栖戦(A)、11月20日:C大阪戦(A)、11月27日:G大阪戦(H)、12月4日:横浜FM戦(A)
【横浜F.マリノス】
10月16日:札幌戦(H)、10月24日:C大阪戦(A)、11月3日:G大阪戦(H)、11月6日:FC東京戦(H)、11月20日:浦和戦(A)、11月27日:神戸戦(A)、12月4日:川崎戦(H)
16日の時点でマリノスと川崎の消化試合数は同じとなる。ここでマリノスが勝てば、勝ち点差は3試合分、マリノスが負ければ現状の4試合差が保たれることとなる。