浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督は、10月1日に定例会見を行い、2日に行われるJ1第31節の神戸戦について、警戒したい選手の名前を挙げた。
神戸との対戦はカップ戦を含めて、今シーズンは4度目となる。
リカルド監督は、神戸の印象を問われると、「以前対戦した時よりも、攻撃面でプラスの要素が増えていると思う。神戸の最近の試合を見ていると、前線の3人を警戒しなければならない。大迫(勇也)、武藤(嘉紀)、(アンドレス)イニエスタの3人のコンビネーションがうまくいっていて、良い相乗効果が出ている。たとえば(神戸対)川崎戦の(武藤の)ゴールもそういったところから生まれた。アウェーゲームでは全ての面でミスがいようなゲームにしなければ、ちょっとしたところで決められてしまう可能性があるし、(相手の)選手が変わればチームの振る舞いも変わるので、この3人に気を付けながらプレーしたい」
と話した。
浦和と神戸の今シーズンの対戦成績は、2勝1分で浦和が勝ち越している。しかし、神戸は今夏に日本代表経験もあるFW大迫勇也とFW武藤嘉紀を獲得した。長年、海外クラブでのプレー経験を持つこの2人を加えたことは、リカルド監督にとっても無視できないようだ。
「(神戸の)三浦監督は、これまで対戦した3試合すべてで形を変えてきました。試合が始まった時には、相手が何を変えてきたかというところを観察しなければいけない。新加入選手という新しい武器も手にしているので、そこをどう使うか。また、(MF山口蛍など)ケガ人が出ているポジションをどうするかというところも見なければならない」と、敵将の采配に警戒を強めた。