J1リーグ第31節 川崎フロンターレ―FC東京
10月2日(土)|17:00 等々力陸上競技場
川崎フロンターレはミッドウィークに延期されていた第28節でヴィッセル神戸に3-1で勝利して、2位の横浜F・マリノスとの勝ち点差を12に広げた。消化試合数が1試合多い「暫定」ではあるものの、一息つける差がついた。
その川崎のホームに乗り込んでくるのはFC東京だ。2000年に川崎とともに初めてJ1の舞台に上がったが、近年はタイトル獲得数で逆転を許している。現在も9位と、川崎の背中は勝ち点32差のかなたにある。
リーグ戦での対戦で、FC東京が最後に勝利を挙げたのは2018年5月の第13節にまでさかのぼらなければならない。その後は5勝1分と、川崎優勢が続いている。
そうした状況の差を吹き飛ばすのが、ライバル対決であるはずだ。FC東京が意地を見せるのか、川崎が格差を広げるのか、注目の「多摩川クラシコ」だ。
■川崎フロンターレ
1位 勝ち点78 24勝6分1敗 68得点21失点 得失点差47
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
L○3-1 神戸(H)
L○2-1 湘南(H)
L○2-1 鹿島(A)
L○3-1 徳島(A)
ル△3-3 浦和(H)
【通算対戦成績】
H 20試合・ 8勝7分 5敗
A 21試合・12勝2分 7敗
計 41試合・20勝9分12敗
【直近対戦成績】
2021年 4月11日 J1第 9節 ○4-2(A)
2020年10月31日 J1第25節 ○2-1(H)
2020年10月 7日 ル杯SF ●0-2(H)
2020年 7月 8日 J1第 3節 ○4-0(A)
2019年 7月14日 J1第19節 ○3-0(A)
【今節のみどころ】
3試合連続の逆転勝利と、チームは勢いに乗っているかに見える。だが、裏返せばここ3試合は毎回先制点を許している。気を緩めそうな今だからこそ、見つめ直さねばならない点だ。
一時はきつい連戦を体験したが、この試合を戦えば次の試合は3週間後。きっちり無失点に抑えて、気分良く束の間の休息に入りたい。
連戦となり選手の入れ替えの可能性も考えられるが、気を緩めれば良い流れはすぐに逃げていく。鬼木達監督の選手選考にも注目だ。